大変ありがたいことに、
ふくいのおいしい食べ物のお仕事を
たくさんいただくようになりました。
暮らしになじむ丁寧なおいしさのものばかりで、
とても幸せです。
少しずつこちらでお伝えできたらと思っています。
福井の伝承料理「油揚げの煮物」
じゅわっと染み出す甘いお出汁が、とても美味しい。
「油揚げの煮物出汁」で簡単に、昔ながらの、
懐かしい、おばあちゃんの、油揚げの煮物を。
お味は2種類。
◎ハレの日「極甘口」
親鸞聖人•祥月命日「報恩講」ハレの日のごちそう味。
◎ケの日「甘口」
鰹だしが効いた日常使いの甘口。
使い方
油揚げ1枚を三角に8等分。
出汁を2倍希釈。
浸るぐらい。
15分煮る。一晩おく。
※寝かせることで、味しみが格段!
![](https://rokkan-d.com/kanri/wp-content/uploads/2023/06/nhf002.jpg)
福井の油揚げがこんなにも多種多様だとは!
今回お仕事をいただき、驚きました。
中身がぎゅっと詰まったもの。
空気を含み、軽めのものも。
普段はスーパーで買う厚揚げですが、
お豆腐屋さんに出向き、
推しの1枚を探すのも、楽しそうです。
冬のイメージが強い油揚げ煮物ですが、
よく冷やして、夏場でも楽しめます。
そうめんのお供に薬味を添えてさっぱりと。
トマトなど夏野菜と一緒に煮て。
夏の栄養バランスを補えます。
![](https://rokkan-d.com/kanri/wp-content/uploads/2023/06/nfh003.jpg)
ご存じですか?
総務省家計調査による
「60年間油揚げ消費量日本一 福井県福井市」
驚きの連続記録です。
1世帯あたり5448円。
全国平均の約2倍の消費量とのことです。
1962年に全国的な調査が始まり、
そこから一度もトップの座を譲っていない!?
江戸時代には油揚げと引換可能な
「油揚札」が越前でのみ存在していたようで、
消費量日本一も60年どころではなく、
150年以上だったのでは?と、
いにしえに思いを馳せるのも一興です。
ハレの日もケの日も、冬でも夏でも、
もっとふくいの油揚げを。
油揚げ煮物出汁を購入できるところ
◎道の駅
・越前おおの荒島の郷 ・みくに
◎お豆腐屋さん
・岸田食品・小坂屋豆腐店・吉田食品・ウスヤ食品
◎JA膳野菜
◎販売元
(株)カクダイhttps://www.kakudai-food.jp/新商品/